謹賀新年

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明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。
平成になって25年。四半世紀になります。
40代の私にとって(所長の山口です)、平成になってからの出来事より、昭和が懐かく、良き時代だったと思えてなりません。
平成になってからの日本は、経済が落ち着かないなどありますが、それよりも、精神の部分で何か大事なものは失われてきてしまっているような気がしてならないのです。
ある人が、日本は経済大国よりも、精神大国を目指すべきだった、と言っていました。高齢者を敬う心、人を思いやる心、日本人は勤勉であり、努力することを惜しまない精神がありました。今の日本は、メディアの影響も大きいのでしょうか、目を覆いたくなるような事件が後を絶ちません。
お年寄りと触れ合う仕事をしていると、自分のことよりも、人のことを思いやったり、奥ゆかしさがあったり、古き良き昭和を思い出さずにはいられません。
新聞やニュースを見ながら、悲しそうなお年寄りの顔を見ると、高齢者の仕事に携わる私たちが、皆様が育ててきてくれた精神や文化を、後世に残していかなければいけない、と強く思う次第です。
今年は、どんな一年になるでしょうか。高齢者の皆様が必死に守ってきてくださった精神や文化を守るべく、努めていきたいと、九品仏の朝の青空に向かって誓っておりました。
グループホーム奥沢・共愛を、今年も宜しくお願い致します。
平成25年元旦
グループホーム奥沢・共愛所長 山口

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