「メリークリスマス！」

　職員が大きなローストチキンを捌くと「それを私に下さい」「私にも！」と大盛況。嬉しそうな声があちらこちらから聞こえてきました。焼きたてのローストチキンを食し、これぞまさにクリスマス！
　またメニューの中でも好評だったのが、フルーツサンド。

　パンの中に生クリームとイチゴ、キュウイを挟んだフルーツサンドは、日頃食べているサンドウィッチとは一味違って、お口一杯に広がる甘味は絶妙なバランスで溶け込み、皆様思わず顔がほころんでいました。
　美味しい昼食を終えた午後、昭和音楽大学のボランティア演奏グループ“おとつみき”の5名が訪れ、金管五重奏を演奏して下さいました。“おとつみき”というグループ名は“音を積み重ねる”という意味で付けられたそうです。

　演奏して下さった曲目は、入居者様たちもよくご存知な「津軽海峡冬景色」「川の流れのように」を始め、クリスマスにちなんで「クリスマスキャロル」や「ホワイトクリスマス」など。大学3年生たちの若さ溢れる力強い演奏に感極まって涙ぐむ入居者様もいらっしゃいました。そして入居者の皆様からは演奏のお礼として大学生たちに「故郷」の曲を贈りました。心を込めての熱唱。優しい歌声が施設内に響き渡り、温かな風が吹き込んできたようでした。
　そして演奏後は大学生の皆様と入居者様た一緒にお茶を飲みながら親睦会。これからの時代を担っていく若者たちに入居者様はエールを送っていました。

　おやつの時間は今日のクリスマス会を締めくくるのにふさわしくケーキを召し上がって頂きました。甘い物は別腹?!　皆様ショコラのケーキに大満足です。
　盛り沢山な催しでアッと言う間に一日が過ぎた今年のクリスマス会。今宵、サンタクロースから皆様へのプレゼントは「健康で長生き出来ますように」が贈られたことでしょう。 This entry was posted in 行事. Bookmark the permalink.