世田谷区ケアマネジャー新任・基礎研修

先月の24日に世田谷区民会館にて、『世田谷区ケアマネジャー新任・基礎研修』が行われました。当法人の居宅部門からも2名のケアマネジャーが参加しました。
【研修の主な内容】
◎(世田谷区ケアマネジメント論)ケアマネジメントの基礎知識<総論・各論>
◎8領域21ニーズの内容説明
◎8領域21ニーズを踏まえた事例検討(9つのグループに分かれ)
【8領域21ニーズ】
①健康管理(慢性疾患,看護処置,ふだんの体調,歯と口腔)
②ADL日常行動(自立・重度化予防,規則的生活,認知症状の軽減)
③介護負担(動作別負担,時間帯別負担)
④家事(食事・食生活,掃除・整理,洗濯,生活管理全般)
⑤経済(収入,支出,金銭管理)
⑥家族関係
⑦社会交流(本人の社会交流,介護者の社会交流)
⑧ストレス(本人のストレス,介護者のストレス)
※8領域21ニーズの内容は『アセスメント向上』だけでなく、『指導力向上』を図るものとの話もありました。8領域21ニーズの書式を活用することで、利用者・家族のサービスの有無を見極め、サービスありきのケアプランにならないことも意味しています。
きちんとニーズの有無をはっきりさせ、『根拠』と『援助方針』を見つけた上で、利用者・家族側に対する『真の居宅サービス計画書の立案』に繋がります。
短時間で全てを網羅出来るものではありませんが、この『8領域21ニーズ』の書式を活用することで、各ケアマネジャーも『サービスありきのケアプラン』と決別が出来、ニーズに沿った『利用者・家族のための血の通ったケアプラン』が作成出来るのだはないかと今回の研修を通じ感じました
『日々是前進』『日々是努力』 様々な利用者・家族もいらっしゃいますが、法人内ケアマネジャーが高い意識を持ち、相手側の立場に立って、様々な経験を重ねることが、個々のケアマネジャーのスキルアップに繋がるものだと思います
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